キッズ食育 F企画 概要
2023年、子育ての町として人気の高い
西宮で『食育で子供たちを幸せに!』を掲げて、食育教室を設立いたしました。
小学校で40年間子供たちを教えてきた講師が、楽しい食育を提供します。
ちょっぴりマジックもあり!不思議な魅力で好き嫌いがなくなったり、食事に積極的になったり…。幼稚園や公民館を中心にサービスを提供しています。
講師紹介
【 古野 和子 :管理栄養士・栄養教諭 】
・1981年:同志社女子大学卒業(管理栄養士専攻)
・1981年~2020年
兵庫県職員として、県内二市の小学校で勤務
(姫路市2年間:御国野小学校、西宮市38年間:
段上・鳴尾・北夙川・安井・夙川小学校)
小学校で、献立作成・給食管理・食育に取り組む
・平成30年度 文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞
一人ひとりが食生活について正しい知識を身に付け、情報に振り回されずに食事を楽しむ。
大人も子供も、自分の健康を意識して、食事を摂ることができる。
私の目指す姿です。
皆様に、五感を使った体験を提供して、食を考える力、実行する力をつけることが、私の使命です。
1. 子供食育教室
体験重視の、五感を使った子供食育教室です。
絵本やスライドを見ながら食材について考えたり、野菜を使った実験で食品の働きを考えたり!びっくり写真クイズや味覚チェックなど楽しい内容です。
4歳~12歳向けプログラムがあります。
サービス内容
子供食育教室 4月
【キンカンの収穫体験】
2歳児が「小さいミカン」と呼ぶキンカンを収穫しました。
ハサミで切りとるのではなく、果実をもってクルクルまわすと、ぽろっと取れます。
実が小さくて切りにくいので大人が4つに輪切りにしたものを、自分でフォークを使って種を取り除きました。
食事時間に、可愛く盛りつけていただきました。
「クルクルまわしたら取れたね!」と言いながら、食事はいつもより早く完食!
ちょっと酸っぱかったですが、「酸っぱいけどおいしいね~!」を連発しながらパクパク食べました。
今回は
・木になる果実の収穫
・酸っぱいものもおいしい
の、体験ができました!
子供食育教室 5月
【イチゴの収穫体験】
3~5歳児が、イチゴ狩りに行って収穫を体験しました。
子供にとっては、食べ慣れた大好きな🍓いちご🍓です。
イチゴ畑では、白いイチゴの花や花弁が落ちた緑の星形のがくの真ん中の小さい緑色の実から、ふくらんでいても白っぽい実や真っ赤に色づいた実まで、イチゴの成長過程が手に取るようにわかりました!
「このイチゴで作るおいしいものを考えよう!」に挑戦!
・イチゴののったケーキ
・イチゴジャム
・イチゴアイス
・イチゴヨーグルト
・イチゴタルト(すごい!)
・イチゴジュース
・イチゴゼリー
・フルーツパフェ
いっぱい思いつきました。
収穫した後、一つずつお水で洗って、実の赤さを比べながらいっぱい食べました。
今回は、
・イチゴは、お花が咲い
た後、その真ん中がど
んどんふくらんで真っ
赤になってできる。
・実の色が、赤い方が甘
くておいしい。
の、体験ができました!
子供食育教室 6月
【手作りゼリー体験】
3~5歳児が、ゼリー作りを体験しました。
暑さが厳しくなったきたので
冷たい口当たりのゼリーはタイムリーで大好きなおやつです。
今回は年齢が低いので、大人がゼリー液を作り、子供たちはカップに果物を入れて液を注ぎ入れました。
材料は、果汁・水・砂糖・粉寒天のみで安心なおやつです!
今回は、
・おやつは、自分でつくること
ができる。
・自分で作れば、自分の好きな
オリジナルおやつができる。
の、体験ができました!
【基本レシピ紹介】
・オレンジ100%果汁、水:各300cc水
・砂糖:60g ・粉寒天:2g
①水に粉寒天を溶かし火にかけ沸騰した
ら中火にして3分煮る。
②火を止めて砂糖を加え混ぜ、溶けたら
果汁を少しずつまぜながら入れる。
③好きな型に流し入れる。(子供が入れ
る時は、たこ焼き液入れが便利です)
子供食育教室 7月
【ゴーヤの収穫と調理体験】
3歳児が、ゴーヤの収穫体験と調理のお手伝いをしました。
大好きな胡瓜と似ていますが、ゴーヤは食べたことがなくて興味津々!手触りが不思議な感覚で、凸凹という言葉を教えたら気に入り「凸凹・デコボコ」と繰り返していました。
半分に切ったゴーヤの綿取りは
スプーンを使って上手に楽しんでできました。
【試食の結果】
やはり、苦くて食べられませんでした。「夏の暑い時に食べると元気が出るゴーヤだけど、大人の味でまだ食べられなかったね!」
今回は、
・ゴーヤの収穫と調理
・今はまだ食べられないゴーヤも
大きくなったら食べられるかも
の、体験ができました!
8月以降の内容は、トップページの[子供食育教室]をクリックしてご覧ください。
2. 調理実習
五感の中で強く印象に残る「味覚」をみんなで体験しませんか?
・子供料理教室
・親子料理教室
・テーマ別料理教室
ご要望に応じて、食材・調理器具・調理方法を考えます。食物アレルギーも、事前にお話をうかがい対応します。
調理実習 4月
今月はシニアの料理教室テーマは「ずーっと元気!
健康寿命をのばす食事」の
講演を受け、フレイル予防のためにたんぱく質たっぷりの献立です。
自分の食生活チェックに使った【10食品群チェック表】に登場する食品を使って、簡単でおいしい5品を作りました。
10食品群チェック表に
登場の たんぱく質源は
・肉類
・魚介類
・卵
・乳製品
・大豆製品
あなたが
不足しがちな群はどれ?
1.肉類
脂肪の少ない部位を焼くだけですが、赤身肉を柔らかくする方法を伝授!
フライパンの空きスペースで、残り物の野菜を焼きます。
2.魚介類
お魚を手軽に食べられるお刺身に、ひと手間くわえてサラダに!
魚と野菜が一緒に摂れて一石二鳥のヘルシーメニューです。
3.乳製品
牛乳・ヨーグルトが手軽ですが、チーズも料理に使いやすい食材です。今回は、とろけるチーズで簡単レンコンピザです。
4.卵
卵は1日1個なら毎日食べても大丈夫!朝食に食べるお家が多いようです。今回は、ホタテの水煮缶入りの卵焼きです。
5.大豆製品
チェックで一番不足していた食品です。なんといっても冷奴が簡単!
かつお節・ごま・海藻を添えて!
汁物に入れても手軽に摂れます。
調理実習 5月
今月は、幼児・学童期の保護者対象のお弁当作り実習です。
5月11日に西宮市内の幼稚園で保護者向けに「お弁当のヒント」の講演をしました。それを受けて講演の内容を具体化したお弁当を作りました。
・必要な栄養量とお弁当箱
・栄養バランスのとり方
・食中毒予防のポイント
について紹介します。
【4・5歳向け】フライパン1つで全調理
*350kcal:お弁当箱容量350ml
*主食:主菜:副菜=3:1:2で
入れると、栄養バランスが整います。
●雑穀米おにぎり ●にんじんシリシリ
●鶏肉のソテー ●れんこんソテー
●竹輪の天ぷら ●添え野菜
【6・7歳向け】お鍋1つで3品湯がき
*400kcal:お弁当箱容量400ml
*主食:主菜:副菜=3:1:2で
入れると、栄養バランスが整います。
●もち麦入りごはん ●青菜コーン浸し
●焼き鮭●ウインナー ●フライドポテト
●ニラ入りかに玉 ●添え野菜
食中毒予防のポイント
3原則は「菌を①つけない②増やさない③殺す!」です。
①生肉・生魚・生卵・土の付いて
いた物には菌が付いています。
それらに触れた器具と手は消毒
してから使います。
②菌は、生温かい温度が大好きで
す。しっかり冷ましてからお弁
当箱に詰めましょう。
③食材は、原則加熱して菌を殺し
ましょう。例外ミニトマトは、
ヘタを取り流水で洗い水気を取
って入れています。
調理実習 6月
今月から、自炊に挑戦する人のための簡単でヘルシーがテーマの調理実習をスタートしました。
第1回目として
・食中毒予防のポイント
・必要な栄養量と3食の摂り方
・簡単調理向きの便利な食材
について学習しました。
【献立】
★かつ丼 :市販とんかつ
★カップ豆腐 :充填豆腐
★キャベツ炒め:乾物サクラエビ
★わかめスープ:乾物わかめ
【かつ丼:市販のとんかつを利用】
・少量のとんかつに、卵と野菜をプラス
して栄養価をアップ!
・多種類のたんぱく質を摂ることは、ヘ
ルシーを目指す食生活には重要なポイ
ントです。
・とんかつは半量使いで、カロリーダウ
ンと、残りを冷凍してもう1回分に💛
【カップ豆腐】
食生活を判定する【10食品群チェ
ック表】で不足しやすい大豆製品で
すが、なんといっても簡単に摂取で
きるのが、納豆とカップ豆腐!
カップ豆腐(充填方式のもの)は賞味
期限が長く、小さいサイズのものは
ちょい足しに便利です。トッピング
で更に栄養価をアップしましょう。
【キャベツ炒め:乾物ちょい足し術】
野菜炒めに、サクラエビ・しらす干し
塩昆布・かつお節などを入れると、カルシウムとたんぱく質が同時にアップ!
保存性が良いので常備して、ちょい足しにあれこれ活用しましょう。
わかめはスープの素を入れてお湯を注ぐと簡単にミネラル豊富なスープ完成!
3. 講話
最愛の子供に、最高の食習慣を! 氾濫する情報に惑わされず正しい知識をもち、健康的で楽しい食生活を送る方法を提案をします。自己分析の時間もあり、課題が明確になって食習慣が変わります。
子育て中の保護者以外の方(高齢者・アスリートなど)からもテーマをいただいて講演をしています。
5月の講話
西宮市内にある【みそら幼稚園】から
「お弁当給食が始まるのでお母様方に食生活についてお話をしてほしいです!」という依頼がありました。
いつも保護者向けに実施している
『おいしい食事💛楽しい食育』という話に、お弁当のヒントを組み込んで話し
ました。
《いただいた感想の紹介》
「子供たちの将来のために思い出に残る
食育をしたい。」
「食事が子供の一生にかかわる大切なこ
とだと分かった。」
「楽しく分かりやすくやる気が出た。」
6月の講話
母校の姫路賢明女子学院で、高校1年生
2年生約200人対象に、将来の夢と希望に向かって「信念をもって強くしなやかに生きてほしい!」という内容の講演をしました。
そして、管理栄養士や栄養教諭の仕事も紹介したところ、講演後の感想で「私も管理栄養士を目指しており、将来摂食障害を持つ人たちの力になりたい・・」という嬉しい声を聴きました。
間違ったダイエットをしがちな年代なので、短い時間でしたが女子高生の食生活についての栄養指導もしました。
幸せに生きるために食育は不可欠
という私の信念が、たくさんの
後輩に伝われば幸いです。
8月の講話
コレヲグラファーでご自身も安室
奈美恵さんのバックダンサーをされ
てきた経歴を持つTERUさんから、
ダンス教室の生徒さん向けに「女性
ダンサーの食事」というテーマでの
依頼がありました。
夢に向かって日々厳しいトレーニ
ングを重ねている彼女たちにとって
食生活は何より大切です!正しい知
識と実践力がつくように、一人一人
の理想体重を計算したり、普段の飲
み物をチェックしたりしました。
食事チェックでは、朝食の充実が課題だと分かりました。大谷翔平選手の食事を紹介すると、アスリートの体づくりの重要性を理解できたようです。
1部の「食生活・栄養について」の
講話に続き、2部は「食事マナーに
ついて」の講話依頼がありました。
若い方たちは、これから人前でお
食事する機会が増えますね。会食は
親近感をはぐくむことができる絶好
の機会であり、素敵な会食は幸せな
思い出になると思います。
洋食や和食、色々なマナーがあり
ますが、緊張することなく自信をも
って楽しく食事ができるように、マ
ナーの基本や、お箸の持ち方につい
て実習しました。
食事は、栄養摂取と団欒(楽しみ)の両面があります。今回、その二つに
つながる学習が、若い人たちにとって
有意義なものとなりますように。
10月の講話
西宮市山口公民館で、シニアを対象に
「ずーっと元気!健康寿命をのばす食 事」という内容の講演をしました。
元気で長生きの秘訣は、栄養・運動・休養にあります。それらに関する情報は多々ありますが「では、毎日の食生活は具体的にどうすればいいの…?」に総合的に答えるものはどうでしょうか。
今回、自己分析で具体的な改善策を見つける方法と、実践するための工夫について重点を置いて話しました。
11月以降の内容は、トップページ[各種講話]をクリックしてご覧
ください。